「夜が怖いんだよ、」

「だめなんだ、暗いところにいると思い出すから」

響く足音、妹の泣き声、何もできなかった自分の非力さ。

「みんなでいれば大丈夫なんだ、ひとりになると、どうしても」

遠い昔のことだと分かっているのに未だ心に巣食い続ける記憶。

「…なかないで、僕がずっと、ここにいる」

そうやって語りかけて抱きしめれば背中に感じる震える指先と頬を伝う涙。

「夜が怖いならいつだって抱きしめるよ」

僕だけしか見えなければ、もう泣かなくてもいいでしょう？

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なんだこれ（わ）なんでこうヤンデレ風味に…
そこら中で考察されてる鈴のトラウマ、恭介も少なからず記憶が残ってると思うのでこんな感じに。
バスターズだとか、ルームメイトだとか他人といれば大丈夫だけど1人になると無意識に体が震えるとかいいなあ…